1960年3月27日、フィラデルフィア生まれのベ−シスト。
父親がR&Bミュ−ジシャンという環境から幼少よりピアノに親しみ、10才でドラムを始め
ファンク、R&Bといった曲を叩いていました。15才の時にバンドのベ−シストが急に脱退した
ために、代わりのドラマ−を入れて、ベ−スを弾き始める。その後ボストンのバ−クリ−音楽大学に
学び以後ニュ−ヨ−クのスタジオ・シ−ンで話題になる。1972年にヒュ−・マサケラ(tp)の
レコ−デイングからプロ活動を開始し、渡辺貞夫やソニ−・ロリンズのバンドを経て
1982年にはベ−シストのジャコ・パストリアスの後任として、ウェザ−・リポ−トに参加
(この時にドラマ−のオマ−・ハキムも同時に参加)脚光をあびる。ウェザ−・リポ−トでは4枚の
アルバムに参加、マイケル・ブレッカ−(ts)などとのステップス・アヘッドや、マドンナ(vo)との
ツア−ライブ、ザビヌル・シンジケ−トでのツア−などで活躍。2000年には自らのバンド、
デイデイヴィット・フュ−ジンスキ−(g)、ケニ−・ギャレット(as,ss),ジム・ビア−ド(kbds),
デニス・チェンバ−ス(ds)といった強力な布陣でヨ−ロッパを中心に約1ケ月のツア−を行いました。
ベ−スはフェンダ−の22フレットのものを愛用。

初リ−ダ−作は、1989年の"BOTTOM'S UP",2ndリ−ダ−作は1999年の"LOW BLOW"
3rdリ−ダ−作が2001年の"THAT'S RIGHT"です。私のペ−ジでは、1999年のベストアルバムは
ヴィクタ−・ベイリ−の"LOW BLOW"でした。




VICTOR BAILEY
BOTTOM'S UP

ATLANTIC JAZZ81976-2 輸入盤
1989年発売 現在は廃盤

ヴィクタ−・ベイリ−の記念すべき1stアルバムですが、
惜しくも廃盤となってしまい、手に入れるのが非常に難しい状況です
このアルバムは実は音楽的な完成度が高く、
参加しているプレイヤ−も凄腕ということで、探している人が多く、
今となっては貴重品であり、名盤といえるでしょう。
1曲目"KID LOGIC"からもう、これぞベ−シストのリ−ダ−作という
感じでビシバシ効きます。
2曲目"JOYCE'S FAVORITE"は贅沢にもマ−カス・ミラ−との
ツインベ−スで今となっては現代を代表する二人のベ−スプレイが
聴きどころです。テレンス・ブランチャ−ドのトランペットもいい。
3曲目"MILES WOWS"はライブ収録で、MARK LEDFORDがリ−ド
ヴォ−カルをとっており、デニス・チェンバ−スのドラムが
重いファンキ−なナンバ−。
4曲目"ROUND MIDNIGTH"にはロニ−・ブラキシコのアコベが
フィ−チャされ、ブランフォ−ドのサックスとの絡みは贅沢
5曲目のイントロは至福であります。。

VICTOR BAILEY(b,g,syn,voetc)
MICHAEL BRECKER(ts) BILL EVANS(ts)
TERENCE BLANCHARD(tp) WAYNE KRANTZ(g)  
MINO CINELU(perc) JIM BEARD(ac p,syn,programs)
OMAR HAKIM(ds) JEFF WATTS(ds) DENNIS CHAMBERS(ds)
MARCUS MILLER(b) LONNIE PLAXICO(ac b) etc






VICTOR BAILEY
LOW BLOW

VICJ-60412
1999年8月発売

1989年「ボトムズ・アップ」で初のリ−ダ−作を
発表してから10年ぶりの2nd.
10年間のブランクがあったのは、自分自身の音楽をやらせてくれる
ところが、なかなかなかったそうです。スム−ス・ジャズが主流になり
彼がやりたかった70年代のエレクトリック・ジャズが沈滞していた
こと大きな要因となっている。この問題点を解決してくれたのが
フランクフルトのレコ−ド会社のESCだったので、そこからの2ndと
なっており、好きな音楽を気のあった仲間とやっているということが
この素晴らしいアルバムを生んだといえるでしょう。
1曲目タイトル曲のカッコよさは、1999年のベスト曲にすぐさま
選んだほど私にとっては完璧な構成の曲。少し、センチな書き方に
なるが、沈んだ時でも、陽気な時でもこの曲を聴いていたといえる。
オマ−・ハキムのドラムもすごくいい。

ヴィクタ−・ベイリ−(b,kbds,vo)
オマ−・ハキム(ds) デニス・チェンバ−ス(ds)
ケニ−・ギャレット(ジム・ビア−ド(kbds) ss) ビル・エヴァンス(ss)
ウェイン・クランツ(g) ジム・ビア−ド(kbds) 
マイケル・ベ−デン(kbds) ヘンリ−・ヘイ(kbds)






VICTOR BAILEY
THAT'S RIGHT

VICJ60816      
2001年8月22日発売

3rdリ−ダ−作。
1stから2ndまで10年という時が過ぎていった、3rdを聴けるのは
いつのことになるやら?と思っていたら2年で出たのでハッピ−
な気分です。今年はマ−カスのアルバムも出たし、こうして
ヴィクタ−のアルバムも出た、ベ−スアルバム三昧といったところ。
さて、この3rdアルバムですが9曲収録、オリジナル7曲、
ペ−ニ−・モウピン1曲、カヴァ−1曲という構成になっている。
1曲目「Goose Bumps」のファンキ−なベ−スラインではじまり、
ビル・エヴァンスのこれもファンキ−ブロウが聴き応えあり。
2曲目「Knee deep/One Nation Under A groove」は、ファンカデリク
(P-ファンク)のヒット曲をメロディ−で取り上げており、スラップを
全面フィ−チャ−している。キ−ボ−ドも彼自身。
3曲目「Where's Paco?」には正直驚いた、、、こうくるか。
過去2枚のアルバムでも1曲ずつヴォ−カルナンバ−を入れては
いたが、ここまでアヴァンギャルドなものではなかった。
7曲目「Steamy」は、このアルバムに参加したペ−ニ−・モウピンの
幻想的なナンバ−で、フレットレスを使用。
9曲目「That's Right」はペ−ニ−・モウピンの炸裂するファンキ−
ブロウとレニ−・ホワイトの重量感あふれるドラムがいい。
全体として参加プレイヤ−みんなの技量が感じ取れ素晴らしい。

ヴィクタ−・ベイリ−(b,kbds,vo)
ペ−ニ−・モウピン(ts) ビル・エヴァンス(ts)
ディ−ン・ブラウン(g)  ジム・ビア−ド(kbds) 
ジム・ビア−ド(kbds)   レニ−・ホワイト(ds)




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