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上ノ国町商工会

昇平丸物語-日本初の洋式軍艦

昇平丸(しょうへいまる)は、幕末期の安政元年(1854年)に
薩摩藩が建造した日本初の洋式軍艦です。
昇平丸は。バーグ型は木造帆船で、全長33m、
排水量370t、3本マストに帆が10枚、10門の大砲を
備えています。

 昇平丸は、翌安政2年には幕府に献上され「昌平丸」と
改名、勝海舟らを乗せて幕府長崎伝習所に回航。
昇平丸
明治になると、明治政府に引き継がれ、昇平丸は威臨丸(木古内沖に沈んでいる)とともに、
明治2年8月、北海道開拓使に移管され、官物の物資輸送に使用された。

 ところが、同年12月24日石狩表へ運ぶ米や諸々の品物等を積み込んで函館港を出帆、回航中、
嵐にあって南部安渡に漂着、翌3年(1870年)正月19日同所を発って脇澤海岸を経、
同24日渡島大島沖で再び風浪に遭い、2月上ノ国木ノ子村字猫澤に漂着したが、
高波によって海岸に吹きつけられ、ついに破船した。
このとき積み荷は一切沈没、乗組員19名中5名が死亡。15年1ヶ月の短い生涯を終えた。

昇平丸は、日本最初の洋式軍艦であり、日本の近代科学導入の過程を理解する上で
重要な舟と言われています。



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